SAA 10 頻出パターンと練習問題
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問題文のキーワード → 答え 早見表
| 問題文にこう書いてあったら | まず疑う答え |
|---|---|
| EC2 から S3 にアクセスさせたい | IAM ロール(アクセスキーは×) |
| 別アカウントのリソースを使う | ロール + STS AssumeRole |
| 組織全体で特定の操作を禁止 | SCP |
| 社員のシングルサインオン | IAM Identity Center |
| アプリ利用者のサインアップ・ログイン | Cognito |
| DB パスワードの自動ローテーション | Secrets Manager |
| 鍵を専有ハードウェアで管理 | CloudHSM |
| SQL インジェクション・XSS・特定国のブロック | WAF |
| DDoS 対策を強化・コスト補償 | Shield Advanced |
| 脅威・不審な挙動の検知 | GuardDuty |
| S3 の個人情報を見つける | Macie |
| 脆弱性スキャン | Inspector |
| プライベートサブネットから S3 へ(安く・安全に) | S3 ゲートウェイエンドポイント |
| プライベートサブネットからインターネットへ | NAT ゲートウェイ(AZ ごと) |
| 多数の VPC・オンプレを接続 | Transit Gateway |
| すぐ・安くオンプレと接続 | Site-to-Site VPN |
| 安定した帯域の専用線 | Direct Connect |
| URL のパスで振り分け | ALB |
| 固定 IP・TCP/UDP・超低遅延 | NLB |
| TCP/UDP をグローバルに高速化・固定のエニーキャスト IP | Global Accelerator |
| 静的コンテンツを世界に速く配信 | CloudFront(+ S3 + OAC) |
| 新バージョンに一部だけ流す | Route 53 加重ルーティング |
| 国ごとに別のコンテンツ | Route 53 位置情報ルーティング |
| 中断してもいいバッチを安く | スポットインスタンス |
| 1年以上安定して動かす | Savings Plans / RI |
| ライセンスを持ち込む(物理コア単位) | Dedicated Hosts |
| HPC で低遅延のノード間通信 | クラスタープレイスメントグループ |
| 毎朝9時に負荷が増える | スケジュールされたスケーリング |
| 15分を超える処理 | ECS / Fargate、Batch(Lambda は×) |
| サーバー管理なしでコンテナ | Fargate |
| Lambda から RDS への接続があふれる | RDS Proxy |
| アクセス頻度が分からない S3 データ | S3 Intelligent-Tiering |
| 長期保存・最安・取り出し12時間で OK | S3 Glacier Deep Archive |
| 誤削除から S3 を守る | バージョニング(+ MFA Delete) |
| 一定期間消せないようにする(規制) | S3 オブジェクトロック |
| 複数の Linux サーバーでファイル共有 | EFS |
| Windows のファイル共有・AD 連携 | FSx for Windows File Server |
| HPC 向けの高速ファイルシステム | FSx for Lustre |
| 数十 TB を回線なしで移行 | Snowball Edge |
| オンプレから定期的に大量ファイルを転送 | DataSync |
| DB の高可用性(AZ 障害) | RDS マルチAZ |
| DB の読み取りが多い | リードレプリカ / ElastiCache |
| リージョン DR で RPO 秒・RTO 分の RDB | Aurora Global Database |
| 世界中で読み書きできる NoSQL | DynamoDB グローバルテーブル |
| DynamoDB をマイクロ秒に | DAX |
| ランキング・リーダーボード | ElastiCache for Redis |
| 注文を失わずに非同期処理 | SQS |
| 順序を保証・重複なし | SQS FIFO |
| 1つのイベントを複数の処理に配る | SNS → 複数 SQS(ファンアウト) |
| 定期実行・AWS のイベントで起動 | EventBridge |
| リアルタイムのストリームデータ | Kinesis Data Streams |
| ストリームを S3 に貯める(管理不要) | Data Firehose |
| S3 のデータをサーバーなしで SQL | Athena |
| 誰が API を呼んだか | CloudTrail |
| リソースの設定がルールに合っているか | AWS Config |
| メモリ使用率を監視 | CloudWatch エージェント |
| バックアップを一元管理 | AWS Backup |
| SSH なしで EC2 に入る・一括パッチ | Systems Manager |
練習問題
解答は折りたたみを開いて確認する。
EC2 上のアプリケーションが S3 バケットからファイルを読み込む必要がある。最もセキュアな方法はどれか。
A. IAM ユーザーのアクセスキーをアプリの設定ファイルに保存する
B. S3 バケットを公開する
C. S3 の読み取り権限を持つ IAM ロールを EC2 に割り当てる
D. アクセスキーを環境変数に設定する
解答
C。EC2 には IAM ロール(インスタンスプロファイル)を使う。一時的な認証情報が自動で更新され、キーの漏えいリスクがない。
プライベートサブネットの EC2 が大量のデータを S3 にアップロードしており、NAT ゲートウェイのデータ処理料金が高い。最もコスト効率の高い解決策はどれか。
A. NAT ゲートウェイを NAT インスタンスに置き換える
B. S3 のゲートウェイ VPC エンドポイントを作成し、ルートテーブルに追加する
C. EC2 をパブリックサブネットに移す
D. S3 Transfer Acceleration を有効にする
解答
B。S3 と DynamoDB 向けのゲートウェイエンドポイントは無料で、通信は NAT を通らなくなる。C はセキュリティが下がる。
Web アプリの注文処理が、セール時の急なアクセス増で処理しきれず、注文が失われている。注文を失わず、各注文を1回だけ、受け付けた順番で処理したい。どうするべきか。
A. SNS トピックに注文を送る
B. SQS 標準キューに注文を送り、Auto Scaling する EC2 で処理する
C. SQS FIFO キューに注文を送り、ワーカーで処理する
D. EC2 のインスタンスサイズを大きくする
解答
C。キューで疎結合にすれば注文は失われない。「順番」「1回だけ」は FIFO。標準キューは順序保証がなく、重複がありうる。
社内システムのデータベース(RDS for MySQL)を、AZ 障害時にも自動で復旧させたい。アプリの変更は最小限にしたい。
A. 別 AZ にリードレプリカを作る
B. マルチAZ 配置を有効にする
C. 毎時スナップショットを取る
D. DynamoDB に移行する
解答
B。マルチAZ は同期レプリケーションと自動フェイルオーバーを提供し、エンドポイント(DNS 名)が変わらないためアプリの変更が不要。リードレプリカは自動フェイルオーバーしない。
動画変換のバッチ処理を毎晩実行している。処理は途中で中断されても再実行でき、翌朝までに終わればよい。最もコスト効率が高いのはどれか。
A. オンデマンドインスタンス
B. 3年のリザーブドインスタンス
C. スポットインスタンス
D. Dedicated Hosts
解答
C。中断に耐えられ、時間に余裕があるバッチはスポット(最大 90% 割引)が最適。
ログを S3 に保存している。最初の30日はよく参照されるが、その後はほとんど参照されない。ただし監査のため、要求があれば数時間以内に取り出せる必要がある。1年後に削除してよい。最もコスト効率の高い方法はどれか。
A. すべて S3 Standard に保存する
B. ライフサイクルルールで30日後に S3 Glacier Flexible Retrieval へ移行し、365日後に削除する
C. ライフサイクルルールで30日後に S3 Glacier Deep Archive へ移行し、365日後に削除する
D. S3 One Zone-IA に保存する
解答
B。「数時間以内」に取り出せる中で安いのは Glacier Flexible Retrieval(標準 3〜5時間)。Deep Archive は取り出しに12時間以上かかるため条件を満たさない。
世界中のユーザーに、S3 にある画像を低遅延で配信したい。S3 バケットへの直接アクセスは禁止したい。
A. S3 Transfer Acceleration を有効にする
B. CloudFront ディストリビューションを作り、OAC を設定してバケットポリシーで CloudFront からのアクセスのみ許可する
C. 各リージョンにバケットを作りクロスリージョンレプリケーションする
D. Global Accelerator を使う
解答
B。静的コンテンツの世界配信は CloudFront。OAC で S3 を CloudFront 経由に限定できる。
複数の Linux EC2 インスタンス(複数 AZ)から、同じファイルを同時に読み書きしたい。容量は増え続ける。
A. EBS Multi-Attach
B. Amazon EFS
C. FSx for Windows File Server
D. インスタンスストア
解答
B。EFS は NFS で複数 AZ から同時マウントでき、容量も自動で伸びる。EBS Multi-Attach は同じ AZ 内のみ。
会社には40の AWS アカウントがある。すべてのアカウントで、東京リージョン以外のリソース作成を禁止したい。
A. 各アカウントの IAM ユーザーに Deny ポリシーを付ける
B. AWS Organizations の SCP で、東京以外のリージョンを Deny する
C. AWS Config ルールで検出する
D. CloudTrail で監視する
解答
B。複数アカウントに一括で「上限」をかけるのは SCP。Config や CloudTrail は検出・記録であって防止ではない。
サーバーレスアプリで Lambda 関数から RDS for PostgreSQL に接続している。アクセスが増えると「接続数が多すぎる」エラーが出る。
A. RDS のインスタンスサイズを大きくする
B. RDS Proxy を導入する
C. Lambda のメモリを増やす
D. リードレプリカを追加する
解答
B。RDS Proxy が接続をプールして使い回すため、Lambda の大量同時実行でも DB の接続数を抑えられる。
オンプレミスに 80TB のデータがあり、AWS に移行したい。回線は 100Mbps で、他の業務でも使っている。2週間以内に移行したい。
A. Site-to-Site VPN で転送する
B. DataSync で転送する
C. Snowball Edge を使う
D. Direct Connect を新しく契約する
解答
C。100Mbps を全部使っても 80TB は約 74 日かかる。Direct Connect は開通に時間がかかる。物理デバイスで運ぶ Snowball が適切。
AWS アカウント内で誰かが S3 バケットを削除した。誰が、いつ削除したか調べたい。
A. CloudWatch メトリクス
B. AWS Config
C. AWS CloudTrail
D. VPC フローログ
解答
C。API の操作履歴(誰が・いつ・何を)は CloudTrail。Config は「設定がどう変わったか」、フローログは IP レベルの通信記録。
本番は東京リージョン。大阪リージョンを DR 先にしたい。RTO は数時間、RPO は1時間でよく、コストを最小にしたい。
A. マルチサイト(アクティブ/アクティブ)
B. ウォームスタンバイ
C. バックアップと復元(スナップショット・AMI を定期的に大阪へコピー)
D. パイロットライト
解答
C。RTO 数時間を許容できるので、最も安い「バックアップと復元」で足りる。要件を満たす中で一番安いものを選ぶ。
モバイルゲームのランキング(スコア順の上位表示)を、リアルタイムで高速に返したい。
A. RDS で ORDER BY する
B. ElastiCache for Redis のソート済みセットを使う
C. S3 にスコアを保存して Athena で検索する
D. DynamoDB のスキャンで並べ替える
解答
B。Redis のソート済みセットはランキング処理の定番。
ある企業の顧客は、ファイアウォールで許可するために固定の IP アドレスを必要としている。アプリは複数リージョンで動いており、障害時は別リージョンにすばやく切り替えたい。
A. ALB に Elastic IP を付ける
B. AWS Global Accelerator を使う
C. Route 53 のレイテンシールーティング
D. CloudFront を使う
解答
B。Global Accelerator は固定のエニーキャスト IP を2つ提供し、リージョンをまたいだ高速なフェイルオーバーができる。ALB には Elastic IP を付けられない。
試験当日のコツ
- 最後の一文(条件)を先に読む →「コスト」「運用負荷」「最小の変更」のどれかを確認
- 選択肢の中で条件を満たさないものを消していく(2つまで絞れることが多い)
- 「全部手作りする」「スクリプトを書いて cron で回す」案は、マネージドサービスで済むなら×になりやすい
- 迷ったらフラグを付けて次へ。130分で65問なので1問2分が目安。見直しの時間を15分残す