Codex 07 プロンプトとベストプラクティス・Claude Code との比較
更新日:
良いプロンプトの4要素(公式)
| 要素 | 内容 |
|---|---|
| Goal(目的) | 何をしてほしいか。手順より結果を書く |
| Context(文脈) | 関係するファイル・再現手順・資料(必要なものだけ) |
| Output(成果物) | 形式・長さ・詳しさ |
| Boundaries(境界) | 変えてはいけないもの、避けること、実行前に確認すべきこと |
| 短い指示で十分な時も多い。大事な作業ほど4要素を足す。 |
Codex 向けに特に: 望む挙動 + 関係コード/再現手順 + 守る制約 + 検証方法。
ワークフロー例(公式の型に沿った例文)
コードベースを理解する(IDE が速い)
選択したコードでリクエストがどう流れるか説明して。
- 関わる各モジュールの責務の短い要約
- どのデータがどこで検証されるか
- 変更する時の「落とし穴」を1〜2個検証: 「リクエストの流れを番号付きで。最後に関係ファイル一覧」
バグを直す(CLI でループ)
@src/cart.ts @src/cart.test.ts
カートに同じ商品を2回追加すると数量が1のままになる。
再現する失敗テストを書き、原因を直し、テストを全部実行して結果を見せて。
公開 API のシグネチャは変えないこと。テストを書く / スクリーンショットから試作 / UI をライブで調整
- 画像を添付し「このデザインを実装して。変更したらブラウザで確認して差分を列挙」
- UI は開発サーバーを動かしながら少しずつ
ベストプラクティス
- タスクの前後に Git コミット
- 大きな作業は
/plan→ 合意 → 実装、または/goal - AGENTS.md に「コマンド」「規約」「完了の定義」を書き、小さく保つ
- 資料・MCP は必要なものだけ(精度と利用枠の両方に効く)
- 最初の結果を見てフォローアップで調整(作業中の割り込み・キューも可)
- 出力は必ず自分で確認(テスト結果・差分・動作)
Claude Code との比較
| 観点 | Codex | Claude Code |
|---|---|---|
| 提供元 | OpenAI(ChatGPT の一部) | Anthropic |
| 指示ファイル | AGENTS.md(AGENTS.override.md) | CLAUDE.md(AGENTS.md も読める) |
| 設定 | ~/.codex/config.toml(TOML) | ~/.claude/settings.json(JSON) |
| 安全 | sandbox_mode × approval_policy、Rules | 権限モード(Auto 等)× allow/deny ルール、サンドボックス |
| Skills の場所 | .agents/skills/ | .claude/skills/ |
| サブエージェント | .codex/agents/*.toml | .claude/agents/*.md |
| 長時間作業 | /goal、Ultra | /goal、動的ワークフロー、/loop |
| クラウド | Codex cloud | クラウドセッション(claude.ai/code)/ Scheduled tasks(旧 routines) |
| 移行 | /import で Claude Code・Cursor の設定を取り込み | /import codex で Codex の設定を取り込み |
併用のコツ
- AGENTS.md を共通の正本にし、CLAUDE.md には
@AGENTS.md+ Claude 固有の追記だけ - 片方で実装、もう片方でレビュー(書いた本人のバイアスを避ける = Writer/Reviewer パターン)
- どちらもモデル・機能の更新が速い → 公式の What's new を定期的に確認
関連
- 前: Codex_06_クラウド・コードレビュー・自動化 / 目次: Codex
- 07_ベストプラクティス(Claude Code 版)
- 公式: https://learn.chatgpt.com/docs/prompting