17 設定とモデル・コスト
更新日:
設定ファイル(settings.json)
| スコープ | ファイル | 影響範囲 | 使い道 |
|---|---|---|---|
| ユーザー | ~/.claude/settings.json | 自分・全プロジェクト | テーマ、エディタ、既定モデル、個人の許可 |
| 共有プロジェクト | .claude/settings.json | チーム(gitにコミット) | チームの権限・Hooks・プラグイン・環境変数 |
| プロジェクトローカル | .claude/settings.local.json | 自分・このプロジェクト(git 除外) | 個人の上書き、共有前の試し |
| 管理(組織) | managed-settings.json / MDM / claude.ai コンソール | 組織全員 | セキュリティポリシー |
優先順位(上が強い)
- 管理設定(誰も上書きできない)
- コマンドライン引数
.claude/settings.local.json.claude/settings.json~/.claude/settings.json
- リスト(
permissions.allowなど)は上書きでなくマージされる - 環境変数は別枠(キーごとに優先が決まる)
変更方法
/config(設定画面)、/config model=sonnetのように直接/update-config やりたいこと… Claude が該当する settings.json を編集- 手で編集してもOK。うまく効かない時は公式「Debug your configuration」
~/.claude.jsonは Claude Code が自分で書くファイル(ログイン情報・MCP・プロジェクトごとの状態)。基本いじらない
設定例
{
"model": "sonnet",
"permissions": {
"defaultMode": "acceptEdits",
"allow": ["Bash(npm run *)", "Bash(git status)"],
"deny": ["Read(./.env)"]
},
"env": { "NODE_ENV": "development" },
"hooks": { },
"autoMemoryEnabled": true,
"idleCompaction": true,
"attribution": { }
}- コミット・PR の署名(
Co-Authored-Byなど)を消したいだけなら"attribution": false(v2.1.281〜) - 広い端末で文章の幅を抑える:
maxProseWidth
.claude ディレクトリの中身(ざっくり)
| 場所 | 中身 |
|---|---|
プロジェクト .claude/ | settings.json settings.local.json CLAUDE.md rules/ skills/ agents/ commands/ worktrees/ |
| プロジェクト直下 | CLAUDE.md CLAUDE.local.md .mcp.json |
ホーム ~/.claude/ | settings.json CLAUDE.md rules/ skills/ agents/ projects/(会話履歴・自動メモリ) plugins/ themes/ keybindings.json |
~/.claude.json | ログイン、MCP(local/user)、プロジェクトの信頼状態 |
モデル
エイリアス
| エイリアス | 意味 |
|---|---|
opus | 最新 Opus(Anthropic API では Opus 5.5)。複雑な推論・設計。全プランの既定 |
sonnet | 最新 Sonnet(Anthropic API では Sonnet 5.5)。日常のコーディング |
haiku | 速くて安い(Anthropic API では Haiku 5.5)。簡単な作業 |
fable | Fable 5.1。最難関・長時間のタスク |
best | 使えるなら fable、なければ opus |
opusplan | プランモードは opus、実装は sonnet |
sonnet[1m] opus[1m] | 100万トークンのコンテキスト(最新モデルは最初から 1M なので、今は旧モデル用) |
default | アカウントの既定に戻す |
- 切替:
/model、claude --model opus、設定"model"、環境変数ANTHROPIC_MODEL(新しいセッションの既定はANTHROPIC_DEFAULT_MODEL) - 既定モデル: Pro / Max / Team / Enterprise / API すべて Opus 5.5(2026年9月22日から。Pro と Team Standard も Sonnet から Opus に変わった)。Fable はどのプランでも既定にはならない
- プロバイダで中身が違う: Bedrock・Google Cloud では
sonnet= Sonnet 4.5、Microsoft Foundry の既定は Sonnet 4.5 など(公式 Model configuration の表を参照) - 1M コンテキストが標準: Fable 5.x、Sonnet 5 以降、Haiku 5.5、Opus 4.7 以降
| モデル | 料金(入力/出力、100万トークンあたり) | 登場 |
|---|---|---|
| Opus 5.5 | $4 / $20 | 2026-09-22 |
| Sonnet 5.5 | $2 / $10 | 2026-09-28 |
| Haiku 5.5 | $0.10 / $0.50(10万トークン超のプロンプトは $0.50 / $2.50) | 2026-10-07 |
- 流れ: 7月 Sonnet 5・Opus 5 → 9月 Fable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5 → 10月 Haiku 5.5
Effort(思考の深さ)
lowmediumhighxhighmax(モデルによる)。低いほど速く安い/effort high、--effort、モデル選択画面で左右キー- 既定: Opus 5.5 / Sonnet 5.5 / Haiku 5.5 は
medium、Fable 5.x・Opus 5・Sonnet 5 はhigh、Opus 4.7 はxhigh - 対応しない段階を指定すると、それ以下で最も高い段階になる(例: Opus 4.6 で
xhigh→high) ultracode… 実質的なタスクごとにワークフローを組む最大モード。/effortの中で独立したトグル(Tab、または/effort ultracode on|off)
その他
- Fast モード(
/fast): Opus を最大2.5倍速く(料金は高い。サブスクでは追加クレジット扱い)。Opus 5.5 では研究プレビューの表記が外れた - Advisor(
/advisor opus): 重要な局面でより強いモデルに相談させる。/advisorかadvisorModel設定で選ぶまでは動かない - 拡張思考の ON/OFF:
Option+T - 自動コンパクションの閾値:
/autocompact
出力スタイル(Output styles)
応答の役割・口調・形式を変える。/output-style 名前
| スタイル | 変化 |
|---|---|
| Default | 標準 |
| Proactive | 細かい判断は聞かずに進める |
| Concise | 結論から、前置きなし |
| Explanatory | コードの選択理由を「Insight」で解説 → 学習中におすすめ |
| Learning | 解説しつつ、小さな部分をあなたに書かせる → 手を動かして学びたい時 |
- 自作も可能(Markdown ファイル)。書き方は CLAUDE.md とは別物(CLAUDE.md = プロジェクトの事実、出力スタイル = 応答の仕方)
インターフェース
/theme(色覚対応テーマあり)、/statusline(下部にモデル・コンテキスト使用率などを表示。コンテキスト量を常に見るのにおすすめ)/keybindings、/terminal-setup(Shift+Enter で改行)/tui fullscreen(ちらつかない全画面描画)、/focus- 音声入力
/voice、スクリーンリーダーモード
コスト
- 課金は API トークン消費ベース。サブスク(Pro/Max 等)は定額の利用枠内
- 企業平均: 開発者1人あたり 約$13/稼働日、月$150〜250(90%のユーザーは1日$30未満)
/usage(/cost/stats)でセッションのトークン・プラン上限・内訳を確認- 上限に達したら: 自動で待って再開、追加クレジット(
/usage-credits)、プランアップグレード。選択肢の一覧は/rate-limit-options /usageは「max effort」「ワークフロー」「常に読み込まれるコンテキスト」「大きなツール結果」など、枠を食う原因の警告も出す- 長く放置した大きな会話を再開すると、キャッシュ切れで5時間枠の多くを使うことがある(Pro/Max は再開時に警告)
トークン節約のコツ(公式)
- タスク間で
/clear(前に/renameしておくと後で探せる) /compactに残す内容を指示、CLAUDE.md に「Compact instructions」- 適切なモデル: 大半は Sonnet、難しい設計だけ Opus、単純作業のサブエージェントは Haiku
- MCP より CLI ツール(
ghawsなど)。使わない MCP は無効化 - 型のある言語はコードインテリジェンスプラグイン
- 前処理は Hooks、手順は Skills に。CLAUDE.md の手順的な内容は Skills へ移す
- 冗長な作業(テスト実行、ログ解析)はサブエージェントへ
- 具体的なプロンプト、プランモード、早めの軌道修正、検証目標、少しずつテスト