01 概要とインストール
更新日:
Claude Code とは
Anthropic が提供するエージェント型のコーディングツール。コードベース全体を読み、ファイルを編集し、コマンドを実行し、開発ツールと連携して、機能追加・バグ修正・自動化を行う。
チャットAIとの違いは「答えて終わり」ではなく、自分で調べて・直して・テストして・確認するまで作業を続けること。
できることの例(公式 Overview より):
- 後回しにしがちな作業の自動化(テスト追加、lint修正、マージコンフリクト解消、依存更新、リリースノート作成)
- 自然言語で機能追加・バグ修正(計画 → 複数ファイル編集 → 動作確認)
- コミット・PR作成
- MCP で外部サービス(Slack, Notion, DB など)と連携
- CLAUDE.md / Skills / Hooks でカスタマイズ
- CI(GitHub Actions 等)やスクリプトから実行
使える場所(サーフェス)
どこで使っても中身のエンジン(エージェントループ)は同じ。
| 場所 | 特徴 |
|---|---|
| ターミナル(CLI) | 全機能が使える基本形 |
| VS Code / Cursor 拡張 | 差分表示、@メンション、プランのレビュー |
| JetBrains プラグイン | IntelliJ, PyCharm, WebStorm など(CLIが別途必要) |
| デスクトップアプリ | Claude アプリの「Code」タブ。複数セッションを並べる、差分を視覚的に確認、定期実行、クラウド起動。CLI不要(有料プラン)。macOS / Windows / Linux(β) |
| Web(claude.ai/code) | ブラウザでクラウド上のClaudeを動かす。手元にないリポジトリも可 |
| モバイル(iOS/Android) | クラウドセッションや手元PCのセッションを操作 |
| Slack(Claude Tag) / GitHub Actions / GitLab | チャットやCIから呼び出す |
詳しくは 16_利用環境(Desktop・IDE・Web・モバイル・ブラウザ)。
必要なもの
- Claude のサブスクリプション(Pro / Max / Team / Enterprise)、または Claude Console(API従量課金)アカウント
- もしくは Amazon Bedrock / Google Cloud / Microsoft Foundry 経由(企業向け)
インストール(CLI)
# macOS / Linux / WSL(推奨: ネイティブインストール。自動更新される)
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
# Homebrew(自動更新されない。brew upgrade が必要)
brew install --cask claude-code # 安定版(約1週間遅れ、問題のある版をスキップ)
brew install --cask claude-code@latest # 最新版- Windows: PowerShell で
irm https://claude.ai/install.ps1 | iex。Git for Windows は必須ではない(無ければ PowerShell をシェルとして使う。入れておくと Bash ツールが使える) - 確認:
claude --version - 見つからないと言われたら PATH の問題 → 公式「Troubleshoot installation」
起動とログイン
cd your-project
claude # 初回はブラウザでログイン- 環境変数
ANTHROPIC_API_KEYがあるとログインを飛ばしてキーの承認を求める - ログイン関連:
/login/logout、claude auth status
クイックスタートの流れ(公式 Quickstart)
- インストール → 2. ログイン → 3.
claudeで起動 - 質問してみる: 「このプロジェクトは何をするもの?」「フォルダ構成を説明して」
- コードを変更させる: 「READMEにセットアップ手順を追加して」→ 変更前に承認を求められる
- Git を使う: 「変更をコミットして」「feature ブランチを作って」
- バグ修正・機能追加: 「ログインでエラーが出る原因を調べて直して」
- 他のワークフロー: リファクタ、テスト作成、ドキュメント更新
初心者向けの心構え(公式 Pro tips)
- 完璧なプロンプトは不要。会話しながら直していけばいい
- 委任する、細かく指示しすぎない(「どのファイルを読め」まで言わなくても自分で探す)
- 困ったら Claude Code 自身に聞く(「hooks の設定方法は?」)。
/help、/powerup(操作を学べるミニレッスン) /initで CLAUDE.md の雛形を作る、/doctorで環境診断- 最初から Auto モード(安全確認を別のAIに任せて、確認ダイアログを減らすモード)で始まる。慎重に進めたい時は
Shift+Tabで Manual に → 05_権限とセキュリティ
更新
- ネイティブ版はバックグラウンドで自動更新
- 手動:
claude update、特定版:claude install <version|stable|latest> - 変更点:
/release-notes